造形表現学部デザイン学科は、都内世田谷区という、人と情報の中枢ともいえる、デザインを学ぶ最適の場に位置し、社会人を交えた昼夜間の授業によって、これまでのデザイン教育を超えた表現力とクリエイティブマインドを身に付けることを目標としています。
デザイン学科は「デザインによるコミュニケーション」をテーマに、ビジュアル、デジタル、プロダクト、スペース、映像の5つのデザイン分野に渡って学習していきます。
1年次および2年次前期の基礎課程では、上記5つの分野に共通するデザインの基礎知識・技術を修得し、またコンピュータを活用した基礎造形力を養成します。
2年次後期からは、ビジュアル、デジタル、プロダクト、スペース、映像の専門に分かれ、先端的な専門分野の学習を行います。また、分野を越えた交流によるテーマ別のゼミナール(3年次対象)を選択することもできます。
以上5つの専門分野での履修は、2年次の夏期休暇後に決定し、卒業制作研究へと導かれます。
ビジュアルデザイン分野は、「ビジュアルとコミュニケーションの未来を創る」をテーマに、グローバルな視点に立ち、より良いコミュニケーションのための知的複合情報の視覚化に必要なデザイン力と感受性を養い、情報環境のプランニング、コーディネーション等、幅広い能力を育んでいきます。
デジタルデザイン分野は、「ヒトとデジタルの未来を創る」をテーマに、インフォメーションやグラフィックスをコンピュータでダイナミックにデザイン表現する手法と意義を様々な角度から学び、人と生活、社会のこれからの新しいあり方に貢献しうるデジタルデザインとその環境を探究し、提案していきます。
プロダクトデザイン分野は、「モノづくりから情報のデザインまで」をテーマに、人間と道具のあり方について、ハード、ソフト、システムなど多角的な観点から探究し、新しい価値を提案するため、道具の形態やはたらきについて、使われる状況、人間の理解の仕方と行動等を総合的に学んでいきます。
スペースデザイン分野は、「インテリアから環境まで」をテーマに、バーチャルな空間概念から、現実的な住空間や都市空間に至るまでを対象とします。コンピュータによる空間イメージの表現や、デザインサーベイ、 モデリング等の技術を身に付け、空間デザインの各分野を総合的に学んでいきます。
映像デザイン分野は、「コミュニケーションとしての映像デザイン」をテーマに、日常と社会のあらゆる場面に入り込んできている映像をこれからのよりよいコミュニケーションのためのツールとして捉え、デジタル環境の進展によって可能になってきたパーソナルな制作・編集からネットによる映像配信などのさまざまな発表形態をふまえて学んでいきます。
このような教育・経験を通じて、デザイン学科では、高度な専門的表現力と同時に、幅広いデザインの総合力をも身に付けた、21世紀のデザイン各界が求める新しい人材を育成しています。
なお、デザイン学科では、日本で唯一の夜間開講デザイン学科という特長を生かした社会人への再教育を重視しており、また3年次編入学者に対しても、きめ細かく指導が行えるよう、多様なカリキュラム構成を用意しています。

